転職に向けての10箇条 第2条 経歴書(CV)とインタビュー(面接)の準備はセットで

こんにちは、日々、キャリアを研究し、キャリアで自己実現できることを応援しているくららこと藏光 幸代です。
転職活動に向けての10箇条
を、前回紹介しましたところ、緩く反響を呼んでいます。 嬉しいです。
1. 自分のタグ(強み)を1ミリからでもみつける
2. 経歴書(CV)とインタビュー(面接)の準備はセットで
3. リサーチ、リサーチ、リサーチ
4. エージェントはパートナー
5. プロセスなくして戦略なし
6. ジョブディスクリプションを読む
7. やりたいことの言語化
8. 身体が資本
9. 魅せ方(化ける)
10. 笑顔の威力
今回は、ふたつめ、❝経歴書(CV)とインタビューの準備はセットで❞ について説明したいと思います。
ひとことでいいますと、インタビューを想定して職務経歴書を書くです。
だらだらと職歴を羅列している経歴書は、忙しい採用者の目に留まらず、そのまま❝不合格❞ファイルに直行です。
今のしている仕事を箇条書きにするのではなく、将来を描き、次へつながるように書くことです
一見、行き当たりばったり的に見える職歴も必ず何か繋がるものがあるはずです。そこを厚く、それ以外はあっさりと緩急つけて書きます。
転職回数が多いなどネガティブに映るものも、ストーリーをつける。
ブランクも職務経歴書に先に説明することで、インタビューではそんなに突っ込まれることなく、いくつかの質問には事前準備しておくことができます。
そういう風にひとつひとつ丁寧に見直していくと自己肯定感も上がってきます。そして、元職場であったネガティブなことも浄化されて
新しい気持ちになることで冷静に今の状況と次の環境について考えれます。
気持ちが整理できていないままインタビューに呼ばれてもうまくいかない。
この作業はときにつらいものになりますが、通るべき道であるとも言えます。
繰り返しになりますが、「マインドセット」です。
そのあと、一人でするも良しですが、できるだけ、冷静な目、第三者となって自分の経歴を見つめなおしてくれる人にみてもらいましょう。
前回も話しましたが、「客観的にものごとを見る」ことがとても重要です。
転職する際は、どうしても今の職場で不満があったり、家族からのプレッシャーで、精神が安定しないまま、とりあえず内定もらえるところがあればいい
と焦ってしまいがちです。その焦りを取り払い、本当に考えないといけない将来のキャリアについて目を向けてくれる第三者にかならず見てもらいましょう。
リクルートエージェントでも結構ですし、キャリアアドバイザーでもいいでしょう。
具体的にどう書けばインタビューに呼ばれるのか?
1. 自分のこれまでしたことをモジュール化する - モジュール化とは「要素分割」、これまでしていた業務をタスクではなく、ジョブごとに分割してみる。
2.モジュール化したジョブに関連する専門性を入れる
3.その専門性のあるモジュールを数値で示す
具体例:アドミニストレータ―
事務所、会議室の整理整頓、清掃。
↓
事務所安全法則に則り、オフィス環境の安全衛生管理を担う。
もし、いやぁそんな法令しらんし、気が引けるという方は、事務所安全法則をよんでみてください。
実際はやっている。温度、湿度、照度など。
↓
無事故達成など数値で表す!
法則(コンプライアンス)を意識して事務所の清掃や整理整頓をしたら、今している業務の見方も変わるし、今後のキャリアにつながります。
労働安全衛生法 事務所衛生基準規則
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74089000&dataType=0&pageNo=1
インタビューを想定して職務経歴書を書くことで、転職先での、また将来のキャリアを明確にイメージすることにもつながるのです。
日々の業務では、タスクでなくジョブを意識して仕事をし、次のステップに何が足りないか、必要か考えながら仕事をすることで、同様に転職先、将来のキャリアを描けます。