五感を他人に預けてはいけない理由

こんにちは、日々、キャリアを研究し、キャリアで自己実現できることを応援している藏光 幸代です。
「就職や転職活動で一番気を付けないといけないことって何ですか?」と質問を受けたときの答えは、「五感を他人に預けてはいけない」です。
新卒で就職活動をすることが日本ではスタンダードとなっています。
最近はインターンシップという制度も外資企業、日本大手企業をはじめスタートアップ企業で採用されるようになりました。
大学3年生、アルバイト経験ならあるけど企業で働いた経験は全くなし、就職活動時期に、
口コミサイトをはじめとするメディアなどで企業のレビューを確認したり、大学の就職課などでアドバイスを聞いたり、その延長でOB訪問して情報収集をします。
リサーチはとても重要です。大いに調べて情報を収集することは、自分の期待度とのギャップを確認することでリスクヘッジにもなりますのでとても大事です。
しかし、社会に出たことがない学生にとって、また家族を支えながらの転職活動中、
何が一番影響を受けるかというと、両親をはじめとする身内からのアドバイスです。多くの場合、「やめたほうがいい。」「聞いたことない、何の会社?」「ベンチャーはやめたほうがいい」
身内なので一番の理解者であると思いがちなのですが、親御さんや身内の方が有能なキャリアコンサルタントや専門家でない限り、就職や転職の情報を日々とりにいってはいないので、付け焼刃で情報のソースが偏っています。
情報の媒体がすでに違っていたりするため注意が必要です。SNSをしない親御さんがまだまだ多い。メディアがテレビのみですと誤情報も含まれています。
なので、上記のような抽象的なネガティブなアドバイスとともに、オススメのアドバイスも大雑把です。「大きい会社で昔からある」「コマーシャルでよくみる」「○大のひと多いらしい」等々。
親しい身内でも友人でもあくまで参考としてアドバイスを聞き、自身の目で耳で肌で感じた五感で選択することが大事です。誰に何を言われようと自分を信じて選択していくことが大事です。五感は決して他人に預けてはいけない、なぜなら他人は自分以上にど素人だからです。