ブックレビュー ビジネス・ゲーム その3 会社とは軍隊である

こんばんは、日々キャリアについて研究し、キャリアで自己実現することを応援しているくららです。
第ニ章「会社で働くことの本質」をご紹介したいと思います。
「会社は軍隊と同じ」
ドキッとする表現です。しかし実際、会社と軍隊に次のような点で共通点があります。
①目的が明確であるということ。軍隊は国を守るため、具体的には戦争にかつための存在し、企業は利益を上げるために存在する。
➁大きな組織がいくつものセクションに分割され、それぞれのセクションに管理する人間が配置されれている。
➂組織の中では一種の「チーム・スピリット」が要求される。自分の上官・上司に対して逆らうことは許されない。
また、女性は、長い間、戦争や軍隊とは男性のもので、彼女たちは慰問の手紙を書いたり、クッキーを送ったり、赤十字のボランティアをしたりという「銃後」を守ることが自分の仕事だと思いこまされてきました。
実際、わたしは今日、マスクを20枚それぞれテレワークしている社員の自宅へ送りました。コロナと戦っている皆さんに慰問の手紙を送ったようなものです。
女性の多くは、自分が組織のどの位置にいるか把握していない、何の仕事のどの部分を担っているか把握しきれていないケースがほとんどで、課長や部長職になっても、ついつい「銃後」の仕事を任されて、それで満足していたりするケースも多い。
組織はピラミッド型になっています。
自分がどの位置にいるかわかりますか?
把握していないと、年収が適切に支払われているか判断できません。
また昇格したとき、転職するとき、自分がどの位置にいるか把握しておかないと、
年収の交渉できません。
会社側は全ての人にチャンスが開かれていると言います。しかし、ピラミッドの底辺にいる社員がいきなり社長になるということはありません。
また、このピラミッドの中に「命令の鎖」と言われるものが存在し、どこでどうつながっているかも把握する必要があります。底辺にいる秘書的な仕事や一般職的な仕事は、ピラミッドの外に位置しています。
ピラミッドの中で生きていくためには、あなたの属する階級が持っている権利をしっかり守り、不当に口出しをしてくる人間をシャットアウトしなくてはなりません。
なまじ、冗談半分で上司に言いたいことをいっていると、出世はもちろん、このピラミッドにさえいられなくなります。
仕事をしていくうえで最も重要なことは、直属の上司との関係です。