転職に向けての10箇条 第1条 自分のタグ(強み)を1ミリからでもみつける

こんにちは、日々、キャリアを研究し、キャリアで自己実現できることを応援しているくららこと藏光 幸代です。
「転職活動って実際どんな準備をしたらいい?」「何から始めればいい?」といった質問を受けたときに、回答するのはマインドセットです。
そのマインドセットについて、
❝転職活動に向けての10箇条❞と題してまとめてみました。
転職活動に向けての10箇条
1. 自分のタグ(強み)を1ミリからでもみつける
2. 経歴書(CV)とインタビュー(面接)の準備はセットで
3. リサーチ、リサーチ、リサーチ
4. エージェントはパートナー
5. プロセス知らずして戦略なし
6. ジョブディスクリプションを読む
7. すべて言語化
8. 身体が資本
9. 魅せ方(化ける)
10. 笑顔の威力
ひとつ目の、自分のタグ(強み)を1ミリからでもみつける から詳しく説明したいと思います。
“自分のタグ(強み)を1ミリからでもみつける”とは、
自分を商品として考え、どの市場で、自分の何が、売れるか、できれば高く売れるものをを見つけることです。
25歳でキャリアやプライベートで挫折感を味わい、これから先どう生きていこうかと考えました。
これまで自分の人生を深く考えたことがなく、適齢期になれば普通に結婚していくと思っていました。
そこで、実際わたしがどのように考えたかは以下のとおりです。
まず、自分が今持っている知識、スキルで売れるものを、親戚のおばさんたちと祖母、母を参考に、探しました。
親戚のおばさん①
調理師免許を取得し小料理屋経営
親戚のおばさん➁
看護師
親戚のおばさん③
介護士
祖母
美容師だったオットとともに理髪店経営、その後家政婦をしながら機械編みで収入を得る
実母
公務員をしながら点字翻訳
ここに共通点を発見します。学歴がないが手に職をもっている。ひとりで生きていける職を持っている。私にもこんな技術ないだろうか?
あいにく、親戚のおばさんや祖母、母が持つDNAの器用さは私にはありませんでした。
これから遅いかもしれないけど、同じように手に職をつけて食べていけそうなものがないか考えました。
それは、英語ではないだろうかとそれで何か食べていける術を探そうと考え始めます。
短期大学では英文科を専攻していました。
学校の成績で一番良かった、と言っても他と比べてほんと数ミリ上なだけ。全体的に成績が低かった。高校も進学校ではなく就職校だった。
とはいえ、自分の英語のレベルを測ったことがなかった。TOEICも受けたことがない、英検も2級止まり。
もし英語を技術として食べていくには、翻訳家か通訳家になればいいのでは?と的を絞り
通訳翻訳学校(インタースクール)へ通い始めました。大きな投資でした。
その後、もっと英語力をつけたいという願望が強くなり、語学留学を決意します。OL生活で貯めた貯金と退職金すべて投資しました。
アメリカのボストンにある英語学校に通っても、先生が英語できない生徒の英語に慣れていて上達しないよというアドバイスを受け、
アドバイスをくれた人と同じように正規留学を目指します。
運よく合格通知を数校うけとり、そのひとつのIVYリーグ大学に決め、短大の時の単位をトランスファーして無事卒業しました。貯金が底をつき、父の援助を受けました。
わたしは、このように身内をモデルに自分探しをして、自分のタグを見つけました。
他には、以下のような方法で強みをしることもできます。
1. ストレングスファインダー
https://www.gallupstrengthscenter.com/home/ja-jp
ストレングスファインダー®では才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類しています。
複数の資質を組み合わせたことで生まれる強みを伸ばすことで生産性や幸福度をあげることができます。
ので、いきなり上位の資質を強みとして、転職することはできません。が、参考になります。
2. 相談する
王道ですが、「気心の知れた何でも話せる」友人に相談する。もいいです。
それでも、強みが見えない場合どうするか?
3.シミュレーションする
これは、私が実際転職がうまくつながらなかったときに考えた方法です。
明日から無一文になると想像し、住んでいるところ、家族、自分自身は今のままで、ただ明日からの収入が途絶えると想定した場合、どうするか?
そんな時は、間違っても給料が良いからという理由だけで、GAFAなど外資花形大手企業や人気のスタートアップ企業を選択はしない。
営業かそれ以外?事務か?
営業ならどのタイプの営業か?
アウトサイドセールス
インサイドセールス
キーアカウント
カスタマーサービス
事務ならどの事務か?
経理、人事、総務、法務、コミュニケーション(事務じゃないって言われそうです。)
あるいはもっと専門的な仕事
教師、通訳、翻訳、技術士、デザイナー
その際、市場をみます。
市場に出ているか?市場で(期間限定でも)売られている仕事かどうか?
明日からどうやって食べていくかについて、強みをみつける話しましたが、
実際、失職すると、切羽詰まって、思考回路もとまりそうですが、それだけに一ミリの強みを発見できる良い機会となります。
日頃から強みが何か見つける、あるいは強みで稼ぐことを考えていると、いざというときの備えにも、日々の仕事上で役にもたちます。
転職に向けて自分の強み探しのサポートが必要な方、マインドセットがうまくいかないと悩まれている方、ぜひご連絡ください。個別にその方のスケジュール、
キャリアプランに合わせて柔軟にかつしっかりサポートさせていただきます!
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