カジュアルインタビュー

外資系企業の面接で、カジュアルインタビューと呼ばれる面接をする場合があります。
カジュアルインタビューって聞いたことがあるけど、どういう意図をもった面接なの?
カジュアルインタビューを受けたことがあるけど、実際何のための面接だったの?
そのような疑問に応えながら、採用側の思惑をお伝えしたいと思います。

実際、私自身がカジュアルインタビューに呼ばれたことがあるかというと、そのような言葉がまだない時代に受けました。その時は、ちょっと一度会ってお話ししたいとおっしゃっていますと転職エージェントから言われていきました。通常の面接と同様に準備をして、服装もフォーマルなスーツを着用して臨みました。カジュアルとは服装をカジュアルにするとか、会話をカジュアルにするという意味はまったくないです。場所がカフェだったりすることはあるかもしれませんが、これは通常の面接でもあります。もちろん静かな落ち着いたホテルのロビーだったりはします。

カジュアルインタビューとは、従来のインタビューと比べて質問が形式ばっておらず、パーソナルな話も交えていろんな会話を自由に話し、一問一答的な面接の構成とは違い、できるだけその人の人となりを引き出すような会話になります。採用側が、有力な候補者となるか見極めるためのインタビューです。

最近では、よくこの言葉を使って、転職コンサルタントから「カジュアルインタビューしましょう。」「カジュアルインタビューしたいのですが。」と候補者へ聞きます。採用側からも「カジュアルインタビューでいきましょう。」とエージェントに話したりします。

この場合は、採用側と転職エージェント両方が、あるいは片側が、このまま候補者にしていいか決定できないため、カジュアルインタビューにしましょうという判断をします。

決めかねる理由としては、例えば、大企業から中小企業へ転職する場合、またその逆。異なる業界からの転職や異業種からの転職、未経験者の場合。海外からの転職者。どれもカルチャーフィットについて確認したいという理由からです。

カジュアルインタビューに呼ばれる場合は、すぐに候補者としてみてもらえなかったとがっかりせず、そういったカルチャーフィットの部分やスキルの部分に不安を感じながらも、採用側はコミュニケーションがスムーズにできれば採用してもいいという気持ちで呼んでいますので、自分をあまり作らず、いつもの自分で臨めば好結果となるかもしれません。

ただし、スキルや経験の質問があれば、しっかりこれまでの経験をまじえて説明します。うっかり、会話が弾んで、個人的な話だけして終わってしまわないように注意しないといけません。

いずれにしましても、インタビューに呼ばれたら必ず行ってみることをお勧めします。会社のことを聞き出せるチャンスでもありますし、こちらが転職する価値のある会社かどうかを見極めできるもっとも効果的な手段です。また、英語で面接なら、とてもよい練習の場となります。

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