なんて日だ

救急処置を終えて、病室に案内され、まず一人部屋に。
PCR検査の結果を待つ間は隔離されます。
看護師さんも、テレビでみるポリ袋で全身覆ってお世話してくれます。
ほんとにこんな格好で対応されているんだと目の前にしてコロナ禍にいるリアル感が出てきます。
熱も出ていたし、これでコロナだったらどうなるんだろう。不安が募ります。
ムスメは濃厚接触者になり、受験。。。はできなくなる。。
11時ぐらいに結果が出る。
3時に救急で運ばれてほぼ一睡もしていない状態で考えることがマックスになって
気が付けば寝てしまっていたようです。
携帯の鳴る音で起きました。
見知らぬ番号だったけど、ひょっとして昨日診断を受けたTクリニックからの電話かもしれない。
明日も具合悪かったら来てくださいと言われていたし、紹介状を書くとまでいってくれていたので
先生じきじきにかけてきてくれたのではと思いました。
でも、その電話はクリニックからではなく美容院からでした。
寝ぼけていることもあって、名乗られても、それが美容院の担当の方であると気づくのに時間がかかりました。
「○○の○○です。」
「?」
「○○の○○です。」
「?」
「今日予約入っていたんですけど。。。」
なぜすぐ気づかないんですか的な圧がある声。
うっすら記憶にある予定。膀胱炎で美容院いけるかなと確かに心配になって
予約どうしようか迷っていた記憶がある。けど、ぎりぎりまで待ってみようと思って予約はそのままにしていた。
「すみません、今日でしたね。実は救急で運ばれて病院にいるんです。」
「そうなんですね。当日キャンセルなんで、キャンセル料がかかるんです。」
「そうなんですか。。。ラインで送ってくれますか。。。」
あんまり長電話したくなかったし、ショックだったのでラインで送ってもらうようにしました。
それにしても、よりによってこんな時に、こんな不本意なお金の請求の電話がかかってくるとは、なんて日だ。