更新料ゼロ交渉

マンションを賃貸に出しています。
この3月で2年になります。
契約更新月ですので、更新料も収入としてあります。
2月から管理会社に契約更新について確認していたのですが、
3月に入っても借りてる人から確認がとれないと言われてました。
電話にでないので書類を置いてきたなどというので
ひょっとしてご家族でコロナに感染したのかと心配していました。
なんと、更新料をゼロにしてほしいと2月の終わりに
契約更新まで一ヶ月を切ったところで管理会社を通じて連絡が入りました。
理由はコロナだから…
それ以上の細かい理由は話されなかったとのことでした。
いろいろ法律に詳しいひとにも相談して、
更新料払えないのだったら契約日までに退去してもらうという決断をして
管理会社を通じて話しましたところ、そのまま更新されることになりました。
数か月したら転居するかもしれないともおっしゃってました。
借りられている方は大手銀行で、ある程度の役職を務められて、年収もかなり高いひとです。
一か月きったところでの更新料ゼロ交渉。
一か八かで交渉して、うまくいけばラッキーと思っていたのかもしれません。
私がこの経験で思ったことは、以下のふたつです。
1. 日本経済を支えてきたメガバンクの終焉
ひとはそんなに公私を切り替えれないと思います。またその会社のカルチャーはそこにいる人間が作ると思っているので
似たようなことは会社でも起こっていると思いました。フィンテックなど大きくビジネスモデルが変わるなかでやっていけるとは
思えない行動です。
2.身の丈以上の生活をしている人はサラリーパーソンしかもエリート。
メガバングの役職があると言っても、会社の社宅補助では借りれない家賃であることは明らかなので
持ち出しで借りられるのだなと最初契約した時に思っていたんです。私は人事担当なので社宅補助が
どのぐらいでるか詳しいです。管理会社から駐車場をオーナー名義で借りないといけないということで
駐車場契約をして駐車場も貸しました。ベンツでした。
うちの家族も昔レクサスに乗り、毎週外食をして、オットはサラリーパーソンなのに
ウブロの時計をしていました。私も季節ごとにブランドの洋服を購入し、貯蓄などせず
クレカでエステ三昧でした。
東京に来るタイミングで全部処分しました。良いきっかけでした。
ゆとりのある生活をしていないと思考回路が上手く働かず
唐突な行動を起こすんだなぁとしみじみ思いました。
一か八か上手くいけばではなかったんだと思います。