人が丸くなるということ

ムスメを出産したあと、職場で「丸くなった」と同僚に言われました。
自分では認識できていなくて、何も変わっていないと思っていたのですが、
どうも周りは、ママとなった私の
性格の角がとれて、丸くなったと感じたようでした。
なぜそう思われたかと考えてみたのですが、
赤ちゃん相手に自分の思い通りには、ごはんも食べれない、トイレもいけないという状態で
細かいことが気にならなくなった。
疲れて黙っていることで、人の話を聞いていると見えた。
気にはなるけど、時間がないし、疲れているのでメールに細かく返信しなくなった。
実は、そのころ、仕事しながら、今日の晩御飯のメニュー考えてたりしてました。
ムスメの学校のこととか、行事のこととかも考えてました。
おっぱいのませて、おむつ変えて、お風呂いれて
当然自分もご飯食べて、着替えて、お風呂に入って、という生活をしていると
ほとんどのことが気にならなくなってきたというか、気にする時間がなかったというのが
周りには「丸くなった」ととられたんだと思います。
それまでは、細かいことでも、仕事と思って、みんなの言動や行動に突っ込みまくってました。
しかし、子育て中は、無駄な事をしている暇はないので、
要領よく効率よく仕事をすませて、終業時間とともに会社を出て、保育園へ一直線で向かう。
これが基本です。オットもたくさんサポートしてくれましたが、やはりママの負担は大きいです。
そんな生活がムスメの誕生以来、もう16年続いているので
当然、体力はつく、栄養価の高いものを自分も口にする。
結果、いろんな環境で人とうまく接する認知能力もあがったってことでしょうか?
ただ、選択と集中をくりかえしてきただけですけれども。